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県の危機管理を考えるシンポ

災害や風評被害など観光における危機管理について考えるシンポジウムが、17日に那覇市で開かれました。

シンポジウムには観光業の関係者や市町村の職員などが出席し、糸満市と南城市の担当者が地震や津波などを想定した観光地における防災計画を発表。

また、東京大学の関谷直也准教授が風評被害による観光への影響について講演。関谷さんは、2001年のアメリカ同時多発テロの後アメリカ軍基地のある沖縄にも風評被害がひろまり、およそ19万人の学生が沖縄への修学旅行を取りやめた事例をあげ「風評被害は防ぎようがない、あらかじめ地域を守る対策を講じておく必要がある」と訴えました。