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南城市のおきなわワールドでは、移築された伝統的な建物のお色直しが進められています。
おきなわワールド内の琉球王国城下町エリアにある旧田場家。国の登録有形文化財に指定されているこの建物を維持し、その景観を後世に残そうと、現在、屋根瓦の漆喰を塗りなおす作業が進められています。
サンゴと藁でつくる漆喰は、雨風にさらされると石灰分が溶けだし、雨漏りの原因となったり、黒くくすんでしまうため、定期的に塗り直す必要があります。
現場では職人がコテを使い、丁寧に漆喰を塗りあげていました。八幡雄二工場長は「屋根職人さんの技術、技能の継承と沖縄的な景観の維持で,こういう仕事が増えたらいいなと思います」と話しました。この作業は19日まで行われる予定です。