こんばんはスポーツです!バスケットボールといえば、5対5。ですが、今日ご紹介するのは、3対3のバスケ。沖縄初開催の大会、3バイ3!その競技内容に迫りました!
素早いボール回しに、コート上で、攻守が激しく入れ替わるバスケットボール、その名も3×3!
先週、県内で初めて開催された3×3の沖縄予選大会には、アンダー18を含め6チームが出場しました。
3×3とは、通常の半分のコートを使い3対3で戦う3人制のバスケットボール。オールコートで行う通常のバスケとは違い、10分間の試合時間の中で、先に21点を取ったチームが勝ち、得点もワンゴール1点。スリーポイントは2点となります。
日本協会石井さん「皆さんご存知の3on3を、国際バスケット連盟が全世界でルールを統一して新しく生まれ変わったものが3×3です。是非沖縄県から将来日本代表の選手が出てくれるような取り組みをこれから行っていきたい思っています。」
5年前に日本協会が本格始動した3×3。2020年の東京オリンピックでの競技加盟を目指しています。沖縄では、去年12月に県協会が発足したことから初の沖縄大会開催となりました。
参加者「3名しかいないので戦略を立ててもすぐ攻守が切り替わる所が楽しいかなと思います」
参加者「普段やっているバスケとは違う感じで速さがあるのでそれに楽しさを感じると思います」
参加者「攻守の切り替えも早いのでどんどん点数が入っていくところもいいのかなと思います」
3×3のカテゴリーは高校生が活躍する「Uー18」、そして18歳以上の社会人が多く活躍する「オープン」のふたつ。誰でも参加でき、世界大会を目指せるチャンスがあることも魅力の1つです。!
試合開始さて、試合は、4チーム総当たり戦で行われました。注目されたのは、今大会、オープンの部に出場した「クロスオーバーA」チームには、日本代表候補に選ばれている宮平弥(わたる)選手がいました。
宮平弥さん「(3×3は)本土ではすごく盛んで、世界選手権とかもあるのでそれを沖縄の人たちに沢山知ってもらってみんなで盛り上げていけたらいいなと思います。」
国体の県代表選手であり、社会人のクラブチームにも所属しています。
宮平弥さん「まずはこの大会勝って日本選手権で自分たちの力を発揮するのが一番だと思います」
試合は、得意のチームワークも光り、順当に勝ち進めると、優勝をかけた最終戦では「B」チームとの同門対決!決勝果敢に攻めるメンバー。ボールをつなぐチームプレー!次々に得点を重ねていきます。
クロスオーバーBも、負けてはいません。しかし最後は、上江田が2Pを沈め、ゲームセット。クロスオーバーA、県大会初代王者に輝きました!初の沖縄開催となった3×3は、バスケットボールの新たな魅力の発信と、底辺拡大に可能性を秘めた競技でした。
宮平弥さん「自分達がもっとレベルアップして良い結果報告できればもっともっとみんなに注目してもらえると思うので、その気持ちを忘れずに日頃からプレーしていきたいと思います」
優勝した、クロスオーバーAは、3月24日から東京で開催される日本選手権へ出場します。今後も県内で3×3の人気が高まるのを期待しましょう。以上スポーツ部でした。