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1年ぶりに辺野古めぐる環境監視委員会

約1年ぶりの開催です。31日に行われた環境監視等委員会は、辺野古の新基地建設にともなう埋め立て工事の影響を受ける自然環境の適切な保全策などについて、専門家らが審議し沖縄防衛局に助言するものです。

国と県で争われた裁判による中断をはさみ、約1年ぶりの開催となった委員会では、埋め立て工事による水質汚濁の拡散を防ぐ汚濁防止膜を海上に設置する計画などが審議されました。

終了後、防衛局からは、委員全員が汚濁防止膜の設置を了承したと説明がありましたが、1月31日の委員会を欠席した東清二副委員長は事前の聞き取りがあった際「海のことは知らないので意見は言いません」と答えたとしていて、防衛局の説明とは食い違っています。

また東さんは、防衛局が公表した資料の図面差替え問題などが発覚した2年前から辞意を表明していて、31日の委員会の前にも改めて辞意を伝えたということです。取材に対し「軍事基地を造ることに反対だ」と話し、自らの信念に基づいた決断だとしました。