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宮古島市上野野原の伝統行事「サティパロウ」が26日行われました。
毎年旧暦、12月最後の丑の日に行われる「サティパロウ」。集落の一年の厄を払って、新しい年を迎えようと行われるもので、国の重要無形文化財にも指定されています。
祭りの中心となるのが厄払いの神「パーントゥ」。これまでパーントゥの仮面は、男の子がかぶるのが習わしでしたが、地域に参加する男の子がいなかったため、ことしは、参加者の中で最年長の女性がパーントゥの役を担いました。
パーントゥ役を務めた女性は「こんな堅い物、持って歩くでしょ、大変だなーと思って。子どもを産まないといけない」と話しました。
女性たちは「ホーイホイ」と唱えながら歩いて厄払いをし、集落内には掛け声が響いていました。