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沖縄戦当時、捕虜としてハワイに送られ亡くなった県出身者の慰霊祭を開催したいと、市民団体が募金を呼びかけています。

19日、県庁で会見を開いたのは、「ハワイ慰霊祭実行委員会」のメンバーです。実行委員会によりますと、ハワイには沖縄から3000人あまりが捕虜として送られ、このうち、少なくとも12人の県出身者が亡くなったということです。

自身もハワイで1年半捕虜生活を送ったという渡口彦信さんは「やはり向こうで魂が迷っているでしょう。どこでどうなってるかわからない」「鎮魂の気持ちで慰霊祭が行なわれれば、少しは安らげるんじゃないかという思いです」と慰霊祭開催にかける想いを語りました。

慰霊祭は6月にホノルル市での開催を計画していて、実行委員会では現在、亡くなった人の遺族などを捜しているほか、開催費用の募金を呼びかけています。

問い合わせ先ハワイ沖縄プラザ098ー887ー0116