こんばんは、ここからはニュースQプラスです。
去年、流行語にもなった「聖地巡礼」きょうは沖縄の「聖地巡礼」にちなんだユニークなイベントが始まったという話題を聞きつけて中継が出ています。伝えてもらいましょう!比嘉さん!
比嘉「はい!草柳さん、伊波さん。突然ですが、クイズです。琉球王朝時代から続く、聖地や琉球王国ゆかりの地を巡ったことを何といったでしょうか?」
比嘉「正解は・・・東御廻り(あがりうまーい)です。ここ南城市では、きょうからその東御廻りにちなんだイベントが始まったんですが、それが(“あがり美味ーい!”そう!「食べる聖地巡礼」なんです!」
「食の巡礼 あがり美味ーい!」古くから信仰される東御廻り全14か所のうち、11か所の拝所が存在する南城市の魅力を知ってもらおうと、きょうから始まりました。
立ち上がったのは市内の飲食店13店舗!各店が、近くの聖地や、言い伝え、地元の食材を活用し特別メニューを開発。聖地を巡礼するように、市内の飲食店をうまーいものを食べながら巡るというものです。
開会式が行われたこちらのお店では南城市から稲作が広まったという言い伝えから、南城産の古代米を使用したじゅーしーのプレートが!
古謝景春南城市長「地元の食材を使っていて、大変味も良いし、新鮮で大変美味しいです」
女性「古代米のじゅーしーは初めて食べるんですがやさしい味でとてもおいしいです」
またこちらのカフェでは、琉球王国時代、祝女(ノロ)の最高位に位置した聞得大君をイメージした、鮮やかなハーブティが味わえます。
比嘉「そして、今私がいるのは、参加店舗のひとつ、「うちのやまち」さんです。普段は日没までの営業ですが今日は特別に開けていただきました。こちらに巡礼に訪れると味わえる特別メニューが、この「須久名ブリトー」です!食べるだけでなくて、南城市内の歴史や食文化に触れることができるのが”あがり美味ーい!”ですから、お店の方にお話を伺いましょう」
比嘉「このブリトーにはどんなストーリーが込められているんですか?」
山内日出雄さん「店の裏にある須久名山はかつて霊山としてあがめられ、医薬の神様が宿っていると言われてきた。そういう言い伝えにちなんで名づけ、体に良い素材でブリトーを作った」
比嘉「体にいいブリトー?」
山内日出雄さん「ポリフェノールたっぷりのハンダマを練りこんでいます」
比嘉「そして、このイベントで忘れてはいけないのがお食事のあとスタンプをもらうことです!各店にあるこのガイドブックにスタンプを3つ以上集めると市内の洋菓子店特製のマカロンが当たります」
比嘉「このあがり美味ーいは旧正月にかけての2月5日まで開催しています。聖地を”食べて”まわって、心もお腹も満たしてみませんか?」