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本部町の美ら海水族館で、オオメジロザメの赤ちゃんが生まれました。水槽での飼育で3世代目となる繁殖は世界初です。マスコミに公開されたオオメジロザメの赤ちゃんは、10月17日に生まれた4匹のうちの3匹。残念ながら1匹は死んでしまいましたが、メス2匹、オス1匹の合わせて3匹は順調に育ち、水槽内で元気に泳いでいます。
母ザメは15年前の1993年に旧水族館で生まれ、その父、つまり祖父ザメも30年前の1978年から飼育されていて、飼育下での3世代目の誕生は世界でも例が無いということです。
現在、赤ちゃんザメは育児のための予備水槽で飼育されていて、体長およそ70センチまで成長していますが、一般公開はまだ未定だということです。水族館によりますとオオメジロザメの生態はまだ分かっていないことが多く、3世代にわたる繁殖や長期の飼育は生態の解明に役立つと期待を寄せています。