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県議会のアメリカ軍基地関係特別委員会がヘリパッド建設が強行される東村を訪ね、村長らと面談しました。県議会のアメリカ軍基地関係特別委員会に所属する議員12人は、21日、東村を訪ね、高江区の仲嶺区長とおよそ1時間面談しました。
面談では仲嶺区長が、騒音や墜落の危険性があるとして、軍用機が集落の上空を飛行しないこと、夜間の訓練を行わないことなどを国に要請するよう申し入れたということです。
仲嶺久美子高江区長は、「騒音の問題や飛行ルートの問題、(ヘリパッドが)今後はつくられてしまっていますので、区民の不安を解消できることを要請しました」と話しました。
ところで沖縄防衛局は東村高江の集落上空を飛ばないように上空からパイロットが場所を識別できる航空標識灯を2か所増設しています。また議員らは21日午前、東村役場を訪ね、伊集村長とも面談しました。伊集村長は、安全性が確認されるまでは、オスプレイの配備については容認できないと改めて村としての主張を示しました。
北部訓練場のヘリパッドの建設工事を巡っては、オスプレイの配備撤回と環境影響評価の再実施を国に求めることで県と国頭村、東村の3者が合意しています。