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熱戦が続いている九州高校野球、県内で唯一残っている興南高校は準決勝で鹿児島の神村学園を下して決勝進出を果たしました。
去年の秋の九州大会では神村に逆転負けを喫し雪辱に燃える興南、打線で最も光ったのは、公式戦初めてクリーンナップを任された5番伊礼伸也選手でした。
2回裏伊礼選手のツーベースヒットをきっかけに、ノーアウト1・3塁とした興南は、7番真栄平選手のセンター前ヒットで1点を先制、9番島袋投手もタイムリーヒットを放ち2点目を奪います。
続く3回には再び伊礼選手が、レフトの頭上を越える大会9号のツーランホームラン完全に主導権を握りました。守っても、先発のエース島袋投手が10個の三振を奪い見事完投、結局、6対2で神村を下し、23日の決勝に進みました。
伊礼投手は「(決勝でも)島袋のピッチングの流れをぼくのバッティングにもどんどん活かしていきたいと思います」と話していました。島袋投手は「甲子園で1回戦で敗退してしまって沖縄の人たちにも申し訳なかったので九州は負けなしで夏につなげていきたいと思っています」と意気込みを語りました。
決勝では今大会一の打線を誇る福岡の九州国際大付属と対戦します。