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2万3000年前の歴史ロマン。世界最古の釣り針が11月15日から那覇市の県立博物館・美術館で公開されています。
巻貝を加工して作られた先の尖った小さな針。
これは2016年9月に南城市のサキタリ洞遺跡で発見された2万3000年前の旧石器時代に沖縄で使われていた世界最古の釣り針です。狩りが中心と考えられていた旧石器時代で漁業も行われていたことをうかがうことができる貴重な資料となっています。
世界最古の釣り針が披露されているのは15日から、県立博物館・美術館で始まった特別展です。
会場には日本列島の出土品と比較するかたちで、2万年前の人類、港川人に代表される沖縄の旧石器時代の暮らしぶりが分かりやすく紹介されています。会場には、南城市の百名小学校の児童も訪れ古代の歴史ロマンに目を輝かせていました。
特別展は2017年1月15日まで開かれています。