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性同一性障害 県内受診者500人あまり

性同一性障害で県内の病院を訪れた患者の数が今年6月末までに500人あまりに達したことがわかりました。これは県内で多くの性同一性障害の患者をサポートしてきた山本和儀医師が明らかにしたものです。

性同一性障害で県内の病院を受診した人の数は2004年11月から今年6月末までに524人に達し、年に50人ほど新たな患者が受診しているということです。

また、県内の小中学校・高校に在学する15万人の児童・生徒のうち性別に違和感を持つ人は162人に上ると推定され、沖縄は全国に比べ患者数が多いと分析しています。

山本医師は「沖縄が多様性を受け入れる素養があり患者が声を出しやすいのかもしれない」と話していました。