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10月29日、華やかな琉球王朝時代の国王の即位式を再現した「冊封使行列」と「冊封儀式」が首里城で行われました。
10月28日から行われている首里城祭の見どころの一つ、冊封使行列は琉球王朝時代、国王が代わる際に国王を任命するために中国皇帝から派遣された使節団、冊封使の行列です。
守礼門から出発した一向はおよそ10分間かけ、ゆっくりと正殿に向かいました。
そして正殿前では琉球王国最大の儀式「冊封儀式」が行われ、厳かな雰囲気の中、当時の中国高官の衣装をまとった冊封使と、きらびやかな衣装をまとった琉球国王たちが儀式を繰り広げました。
10月29日は世界のウチナーンチュ大会の開催期間でもあるため、会場には多くの見物人が集り、200年以上前の琉球王国の優雅な儀式に見入っていました。