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2007年の教員採用試験で、解答ミスやデータ紛失などの多くのミスが発覚した問題で、業務改善のため行った検証の結果、チェック項目の半分に当たる15項目で「課題が残る」となっています。
検証は、職員の事務処理体制や作業スケジュール、選考委員の役割分担などをチェックしたもので、学識者などによる外部委員会の提言を受け、県教育庁の検証委員会が2008年7月から行ってきたものです。
29の検証項目のうち「担当者の増員」や「試験問題や解答を含む情報公開」など14項目は『おおむね実現できた』としていますが「問題の点検方法」や「作業全体を把握できるマニュアル作り」など15項目で『課題が残る』という結果となりました。
仲村教育長は「マニュアル化など時間の必要なものもあるが、全項目においてクリアし、信頼を回復するまで検証を続けたい」と話しています。