こんばんは、スポーツです来年春のセンバツを目指し、美来工科・興南の両校が挑んだ九州大会。その戦いぶりを振り返ります。
沼尻「(開会式)大分を舞台に行われる九州高校野球大会は雨の中での開幕となりました。開会式もスタンドの屋根の下で行われます。」
各県の代表18校が集った九州大会。おとといの大会初日は雨のため開会式のみで、すべての試合が順延。県勢にとっては波乱の幕開けを告げる雨となりました
仕切り直しのきのう1試合目で地元・大分商業に対したのは興南。同点で迎えた3回、ランナー2塁1塁のチャンスを作り、4番・福元信馬。
キャプテンの一打で逆転に成功します。ここから勢いに乗りたい興南、しかし5回ウラ、2塁1塁のピンチを招くと打席に大分商業3番・渡邊諒。
一発を浴び、再逆転を許すとさらに続く4番・三代大貴。痛恨の2者連続ホームラン。その後も追加点を奪われ、興南、初戦敗退となります。
福元信馬主将「まだまだだと思ったので、冬越して夏勝てるようなチームになります。」
一方、第2試合に登場した、九州大会初出場の美来工科はプロ注目右腕・山口翔を要する熊本工業と対戦。2点を追いかける3回表1点を返しなおもチャンスで、3番・山川倫輝。
このタイムリーで同点に追いつくと、さらに6番・比屋根京介のタイムリーなどで畳み掛け4点を奪うなど、県大会同様の集中打で逆転に成功します。
しかし、このまま簡単に勝たせてくれないのが九州の壁の高さ。美来工科2点リードで迎えた終盤8回県大会でチームを牽引したエース山内慧が熊本工業打線につかまり4連打。同点に追いつかれます。
試合はそのまま延長戦へ。美来工科は、力投する山内を、再三に渡る好プレーで支えます。延長11回ウラ、サヨナラのピンチを迎えるも…
レフト・新垣海斗がこのバックホーム。チームを救います。しかし、1点をもぎ取りたい美来工科打線の前に尻上がりに調子を上げる熊本工業・山口が立ちはだかります。
すると、延長13回ウラ、この回もサヨナラのランナーを2塁に背負います。打球は無情にも左中間を破り、サヨナラ負け。九州のレベルの高さを知った県勢2校、一冬超えてリベンジを誓います。
山内慧選手「また夏、心と体を作り直して一からやり直し、頂点とれるように頑張りたい。」
これで来年春のセンバツ甲子園への出場は、厳しいものとなりました次の夏、甲子園で勝つ為に、これからのオフシーズン、そして春と上を目指して頑張ってほしいと思います。
以上スポーツ部でした。