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2008年に香港を出発したマーラン船が日本に戻ってきました。那覇港に到着したのはおよそ600年前の中国の帆船を復元した「太平公主号」です。
去年2008月に香港を出港し、沖縄やハワイを経由してサンフランシスコに到着。それからまた太平洋を横断するおよそ8か月ぶりの旅です。
2万3000キロにも及ぶ航海は季節風を受けながらの「風任せ・潮任せ」の旅でした。劉寧生船長は「伝統的な船で非常に操縦に苦労したが、それ以上に得るものも多かった。多くの国で何千人もの人が船を見学に訪れてくれた」と長旅を振り返りました。
琉球王朝時代の進貢船のモデルとも言われる中国の帆船。最終目的地の台湾に到着した後は、博物館に寄贈される見通しです。