※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
知事「歓迎」発言は不適切

アメリカ軍北部訓練場の返還問題で8日、政府の年内返還方針を「歓迎する」と述べた翁長知事ですが、11日の夜、発言は不適切だったと釈明しました。

この問題は、8日に沖縄を訪れた菅官房長官が北部訓練場の一部を年内に返還する方針を示したことについて、会談後、知事が記者団に「歓迎する」と延べたことで、高江のヘリパッド工事を容認したのかと波紋が広がってました。

翁長知事は記者の歓迎という言葉は適切ではなかったのかという質問に「適切ではなかったと思います。早く返ってくることはこれについては了解だという意味で言葉が出てしまった。そういう言葉が独り歩きするなどということは私も全く考えられなかった」と話しました。

知事はオスプレイが使用する代替施設の建設には反対していることや機動隊を動員して移設工事を強行する政府の姿勢にも反対していることなど、従来の考え方をあらためて説明しました。