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月曜日の新企画、輝け!うちなーの星、魅力ある『物』や『企業』を紹介します。今回は宮古の下地島で発見された高級食材を紹介します。
「これおいしいです、これ、最高においしいです」
下地島の山林で女性たちが懸命に探しているのは高級食材のタラの芽の一種、ウラジロメダラ。これまであまり存在を知られていなかったウラジロメダラを発見したのは、地元の自然素材を使って土産品の開発をしている「てぃーますの会」です。
宇井さん「ここの道を通ったときに、チラッと見たら、もしかしたらこれ、タラの芽かなあと」
ウラジロメダラは宮古が南限と言われていましたが、実際に見た人は少なく、大変貴重なものとされています。それが今回、こんなに多く自生しているのが見つかり、てぃーますの会のメンバーたちも高級な春の味覚を味わえると大喜びです。
メンバー「はい、採れました。大変おいしい、これは。内地にしか見られないと思ったんですけど」
この日はメンバーたちが採ったウラジロメダラを地元のシェフに料理してもらい、みんなで味わいました。
シェフ「高級ですね、なかなか手に入らないので」
メンバー「おいしい」「最高」「このシコシコ感、東京じゃ高くて、あんまり食べられなかったから」
「てぃーますの会」の宇井さんはウラジロメダラを自分の畑でも栽培し、特産品として加工できないか検討していて地域おこしに役立てたいと話しています。