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尖閣外国船に危機感 県が関係機関に要請

尖閣諸島近辺で、外国船が領海侵入や違法操業を繰り返している問題で、浦崎副知事が農林水産省などを訪れ、取り締まり強化を要請しました。

尖閣諸島近辺では、8月に入り、中国当局の船や漁船が活動を活発化させています。

また、台湾漁船についても3月以降、日本と台湾の間で操業ルールの策定が進んでいないことから、日本側の漁船が操業を自粛するといった状況が続いています。

こうした事態を受け、24日県の浦崎副知事が、県漁連の代表者らと農林水産省を訪れました。県側は、中国・台湾との漁業協定の見直しのほか、違法操業を行う外国船への取り締まりの強化などを求めました。

浦崎副知事らは、同様の要請を外務省や国交省対しても行っていて、国境の漁場をめぐり、県内漁業者の危機感が高まっています。