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恒例の珍問答も 八重山旧盆行事「アンガマ」

旧盆を迎え、八重山各地では旧盆の風物詩、8月15日、アンガマが行われ、あの世の死者がそれぞれの家を訪れ恒例の珍問答を繰り広げました。

仮面を被ったあの世からの使者、ウシュマイとンミーたちが訪れた石垣市内のこちらのお宅。親族が集まる中、念仏踊りや数々の舞踊が披露されたあと恒例の珍問答が始まります。

家によって仏前の線香の数が3本や、1本と違うのはなぜなのか?という質問には…

「天の神、ズ、地の神様、またご先祖さま。(3本立てている)あなたのお家はそういう意味」では1本は?と、重ねての質問には「まとめて1本さ。この世は一つだから」とこたえていました。

最後はその家の親族とともにモーヤーを踊り、笑顔を届けながら祖先を供養していました。八重山の旧盆の風物詩アンガマはお盆のあいだ3日間にわたって各地を練り歩きます。