※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
女性の遺体を遺棄したとして、元アメリカ海兵隊員で軍属の男が逮捕・送検された事件を受け、アメリカ軍は28日、基地の外での飲酒や深夜の外出などを制限する命令を出したと発表しました。
会見でニコルソン四軍調整官は黙とうをささげた後、哀悼の意を示す期間として5月27日から6月24日まで軍人や軍属、家族に対して深夜0時以降の外出や基地の外での飲酒などを制限する命令を出したことを明らかにしました。
その後、四軍調整官は翁長知事とおよそ20分間、電話で会談しました。
会談後、取材に対し翁長知事は「今回の誠意は認めるが、再発防止につながるか、県民は残念ながら虚ろな気持ちで聞いているのではないかと思いますと話をした。(県民は)日米地位協定の内容が厳しいとよく承知をしているので、これに言及しないとなかなか難しいのではないかと話をした」と述べました。
また、四軍調整官から「上層部と知事が話す機会を作りたい」との提案があったということです。