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県立病院の独立行政法人化について、2008年度内に基本構想を決定する方針を示していた仲井真知事は、県民の理解を得た上で決めたいとして、決定を見送りました。ただ、独立法人化の方針に変わりはないようです。

仲井真知事は22日に県医療審議会から独立行政法人化が望ましいとする答申を受け、3月中に県立病院の経営形態の基本構想を示す予定でした。しかし、これに強く反対する八重山の各地自体や医療現場からの反発、さらに県議会で独立法人化は拙速に進めないことなどを求める決議を全会一致で決議したこともあり、基本構想の決定を先送りすることにしました。

ただ、県は赤字部門の病院事業を3年後には独立行政法人化する方針は変えておらず、仲井真知事は4月末にも法人化を盛り込んだ基本構想を決定すると見られています。