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主催者発表で4000人が参加したオール沖縄会議の抗議集会は深い悲しみと怒りの声に包まれました。一方、20才の女性の遺体が遺棄された恩納村の現場には5月25日も、花を手向ける人の姿がありました。
女性の遺体が遺棄された、恩納村の山中では、犠牲になった女性の死を悼み多くの花が供えられていました。訪れた人は「本当に許せないですよね。身震いします、震えていますよ。」と話していました。
一方嘉手納基地の第1ゲート前では、事件に抗議する集会が開かれ、国道58号のフェンス沿いには主催者発表で約4000人が参加基地に向け怒りをぶつけていました。
大会では大学生の玉城愛さんが「私達の命はこんなに軽視されないといけないんでしょうか。本来私たちが信頼して、安心して生きている社会が、根本から壊されていく」と話しました。
参加した人は「こんなことが繰り返されていいのか。基地があるから、この事件は繰り返されるんだな」と話し、また別の人は「全面撤去ですよ!基地はもういらないです」と話していました。
集会の最後に採択された抗議決議では「沖縄が本土に復帰後、最も残虐な事件が起こった。県民の怒りはもう限界点を超えた」として日米地位協定の改定などを訴えていました。