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中川「楽園の海「案内は水中ビデオカメラマンの長田勇さんです。よろしくお願いします。きょうは「ゴールデンウィークダイビング」です。」

長田「今年のゴールデンウィークはケラマ諸島や粟国島で潜ってきました。」

中川「素敵ですね。早速VTRをどうぞ。」

長田「那覇の港からボートを出して、ケラマ諸島を目指します。」

中川「ゴールデンウィーク、雨が心配されてたんですけど、雨は降っていないようですね。」

長田「そうですね。比較的よい天気の日が多かったですよね。気温は28℃ほどだったので、毎日が快適でした。」

中川「うわー!ダイバーの方たくさんいらっしゃいますね!」

長田「そうなんです。たくさんのダイバーがGWに沖縄に遊びに来てくれました。ダイバーが多い分、泡の数も凄いですよね。まるでジャグジー風呂に浸かっている気分になるこの光景、私好きなんですよね。」

中川「素敵ですね。

楽園の海 ゴールデンウィークダイビング!01

長田「なだらかな斜面には、キンギョハナダイが乱舞してました。」

中川「わー!小さくて可愛いですね。」

長田「この時期は、親と子供の両方が見られます。頑張って泳ぐ赤ちゃんの姿、とっても愛らしいですよね。」

中川「ホントですね。次はなんでしょう?立派ですね。」

長田「流れのあるポイントには、このような真っ赤なイソバナがたくさん。これサンゴの仲間ですよ。きれいでしょ。」

中川「色鮮やかで目を引きますね。」

長田「そうなんです。でもここは水深15m。実際の目では、どんなふうに見えるかというと・・・」

中川「え!色がなくなっちゃいましたよ!」

長田「水中では水深が深いとこんな感じにしか見えないんです。綺麗!とは言いづらいですよね。」

中川「まったく違う感じに見えますね。」

長田「綺麗なイソバナとキンギョハナダイのコラボは、ダイバーを楽しませてくれますが・・・・」

中川「大きなお魚が狙ってますね。」

楽園の海 ゴールデンウィークダイビング!02

長田「こういう場所では必ずと言っていいほど、獲物を狙う目をしたミーバイの姿があります。体長20cmほどのニジハタですね。」

中川「続いは、カサゴですか?」

長田「はい、岩のくぼみに巨大化したハナミノカサゴの姿がありました。毒持っているんですよね。大きくヒレを広げて、威嚇してきました。海外ではライオンフィッシュとも呼ばれていて、人気があります。」

中川「こんなに近づいて大丈夫なんですか?」

長田「威嚇はしてきますが、襲ってくる事はないので、触れなければ大丈夫です。」

中川「その奥にも何かいますね。」

長田「日中は寝てばかりの体長2m近くあったネムリブカでした。」

中川「サメですよね?危なくないんですか?」

長田「危険な生物と思われがちなサメですが、襲ってくるサメはごく限られた種類のサメなんですよね。ダイバーが見かけるサメは、大半が安全なサメと思って大丈夫です。」

中川「そうなんですね。続いての魚は?」

楽園の海 ゴールデンウィークダイビング!03

長田「このお魚はバラハタフエダイです。毒を持ったプランクトンを食べる事によって魚の体内に毒素が蓄積されちゃうんですよね。」

中川「見た目ではわからないですけど。長田「個体によって毒を含んでいるので、釣った方は、食べるのには注意が必要です!」

中川「安易にすぐ食べてはいけないんですね。」

長田「たくさんの魚に出会ったゴールデンウィークですが、最後は・・・・巨大な塊が見えてきましたね。粟国島で出会ったギンガメアジの群れ。長さ30m以上ある横長の塊となってました。」

中川「わー!すごい長いですね!」

長田「今、シーズン真っ只中なんですが、今回はここまでです。」

中川「え、もう終わっちゃうんですか?」

長田「日帰り粟国編は、また後日たっぷりとお見せいたします。」

中川「他にどんなお魚に会えたのか、次回が楽しみです!今日は、ありがとうございました。以上楽園の海でした。」