こんにちは、スポーツです。きょうはサッカーの話題を続けてお伝えします。まずは、1位大分をホームで迎え撃つFC琉球外国人選手が勝利に貢献しました。そして、元日本打表・高原選手率いる沖縄SV(エスファウ)開幕前にその思いを聞きました。
FC琉球第4節!2勝1敗と、3位につけたFC琉球。勢いに乗るチームに、今季新加入した、ブラジル出身・レオナルド。
ブラジル・ECヴィトーリアからレンタル移籍してきた期待の選手です。
対戦したのは、大勢のサポーターを引き連れてやってきた首位・大分トリニータ!昨シーズンまでJ2にいたチームです。
試合は序盤からFC琉球が果敢に攻めたてますが・・・
中々ゴールに結びつきません。しかし、前半32分。
レオナルドのアシストをしっかり決めた富所。大分から先制点を奪います!
富所選手「レオがうまく落としてくれたんであとは打つだけでした」
このまま、1点リードで折り返すと、後半、大分が反撃に転じます。
しかし、後半14分には、大分にレッドカード。これで流れを断ち切ったFC琉球、後半32分にはレオナルドもチャンスを狙います。
さらに守護神、朴一圭の好セーブなど、メンバーの体を張ったディフェンスで、虎の子の1点を守り抜いたFC琉球が、大分をやぶり首位に躍り出ました。
レオナルド「試合前から難しい試合になると分かっていましたが、みんなでしっかり戦うことが出来たこと勝利することができたことにチームメイトみんなにおめでとうと言いたいです」
富所悠「1試合1試合気をぬいたらすぐやられると思うんで負け始めたら落ちるのは早いので1試合1試合集中してやっていきたい」
一方、FC琉球がJ3リーグで奮闘する中、さらに下のカテゴリー、県3部リーグからスタートするチームがあります。
ミーティング「出来る場所で出来ることをやる、一生懸命ね。」
「沖縄SV(エスファウ)」ドイツ語で「沖縄スポーツクラブ」を意味するチーム。
チームを立ち上げたのはサッカー元日本代表・高原直泰(なおひろ)。J1だけでなく、ドイツなど海外チームでも活躍した経験豊富なストライカーが、代表・監督・選手の3役をつとめ、チームを先導します。
そのもとでJリーグ経験者や、トライアウトを通過した選手、合わせて19人がプレー。県勢も5人の選手が汗を流しています。
石川和磨選手(沖縄大学出身)「(Qあの高原選手が今一緒に同じチームでプレーしているというのはどんな感覚?)いやもう信じられないです。毎日が刺激的で練習行くのも楽しいですね。」
高原直泰さん「なんで僕がこのチームを作ったかというとサッカーを中心としたスポーツで沖縄を盛り上げたい、沖縄の人にとって楽しめるものを作りたい」
目標は「スポーツを通した地域貢献」と話す高原。チームの立ち上げに沖縄を選んだのは環境として暖かいこと以外に選手の能力が高いことや、場所が海外にも近いことなど沖縄の潜在能力の高さをあげます。課題はそれを引き出せるかどうかだと話します
ミーティング「ただ何となく言われたこなしてたら、誰がやったって一緒同じ練習誰がやっても一緒どういうことを意識してトレーニングするかで同じ練習が違う練習になってくるんだよ
厳しい言葉を投げかけるのも、選手に覚悟を促しその力を引き出すため。高原自身もチームの拠点となるうるま市に住民票をうつすなど覚悟を持って沖縄での生活をスタートしています
高原直泰さん「中途半端では絶対できないし、だったらやらないほうがいいやるんだったらとことんやらないといけないし、本気でそれに対して取り組んでいかないと。」
やるからにはJ1を目指すと語る高原。しかし、一番大切なのは、そこをめざす姿だと選手に言い続けます
高原直泰さん「下手くそでも全力でやっているから応援してくれる人が惹きつけられるんだと話をよくするんですよね。常に100%でやる、そういう気持ちを持って常にやってくれと。ただただサッカーをやってどうこうではなくてサッカーを中心としてスポーツというもので地域貢献、地域活性に貢献してやっていく。それが1つの自分たちがサッカーチーム「沖縄SV」というチームを作った意味でもあるので、しっかり活動していきたいと思います。よろしくお願い致します。」
沖縄SV(エスファウ)は、きのう開幕戦の予定だったんですが雷雨のため中止となり、来月1日に改めて開幕戦を迎えます以上スポーツ部でした。