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那覇市内のある認可保育園。午前8時。今年度最後の一日となったきょうも忙しい朝を迎えていました。
母親「仕事上、31日とかは休めないので。決算の時期なので、もうどうしてもということで。すごく助かっています。」
早番の保育士たちが3人で、子どもたちを受け入れます。
保育士「(今朝は)職員も少ないので、それでも子どもは来るので、ケガがないようには一番気をつけなければいけないかなと思っています、いつも。」
午前9時。ミーティング開始
園長「午前中はまだ各クラス片づけていないクラス、旧のクラスを片づけて、それから新クラスに入るという形にもっていきたいと思います。」
あすは入園式。新たに20人の子どもたちを受け入れるにあたり、その準備に追われています。
保育士「このアルバムはおうちに持って帰ってやっています、みなさん。31日中では出来ないので。子どもたちを看ているので。(Q.何時くらいまで?)それを言ったらびっくりするかも!夜中12時まわることは普通です。毎日。」
公立幼稚園や小学校では、春休みを利用して、新学期の準備が行われますが、保育園では春休みを設けることはできません。保育士は年度末、子どもたちの保育の傍ら、教室の片付けに、新年度の掲示物づくりと、大忙しです。
保育士「頑張って終わらせます。」
保育士「(Q.社会的に認められていると思いますか?)すこし軽く感じられているかなと思います。」
保育士「やっぱり給料の面とか、時間外で働くこととか、大きいと思います、はい。」
園長「受け入れてあげたくても保育士がいないと、預かれないという現状ではあるんですけど、企業みたいに給料アップができなくて、やっぱりそこ(一般企業や企業が運営する保育園など)に保育士が行ったりとかいうのがあって、募集ができないので。」