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与那国 台風21号から半年 復興の現状

復興はまだ道半ばです。与那国島を襲った台風21号から半年。大きな被害を受けた町は今、どのような現状なのでしょうか。

2015年9月、与那国町を襲った台風21号は、最大瞬間風速81.1メートルを観測しました。町によりますと、この台風で半壊以上の被害を受けた家屋は29軒に上りましたが、半年が経った現在でも修繕が完了したのは、7軒に留まっています。

与那国町役場長寿福祉課小嶺長典課長は「自衛隊基地関連の工事だったり製糖工場の工事だったりとか大変いろんな工事が入ってまして、その分民間の家屋の修理にまで手が回らないと。工事関係者ですね。資材の調達もなかなかうまくできないという現状ですね」と話していました。

町内ではブルーシートで覆われたままの家屋やトタンに貼りに変わった屋根も目立つようになっています。町では、3月末までとしていた家屋の修繕費の支援を2016年度も継続し、復興を急ぐことにしています。