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がんで声を失いながら、自らの努力で声を取り戻した男性が伝えるいのちの授業です。
3月21日に行われた「いのちの授業」は病気を抱える患者やその家族に現状を乗り越えるきっかけを見つけてもらおうと、県がん患者会連合会が主催したものです。
講演を行った田名勉さんは、14年前に喉頭がんを患いました。その後、自らの努力で食道発声を身につけた経験を生かしがんで声を失った患者やその家族の支援を行っています。
田名さんは自身ががんと診断され、声を失った際、娘に言われた一言で踏み出すことが出来たなどど、自身の経験を話しました。
「確かに生きるって、辛いことや苦しいことはあります。だがそれ以上に楽しいことはいっぱいあります。苦しい事や辛いことに目を向けるのではなくて、色々な会合や会場に行っていっぱいい楽しんで人生を全うして頂けたらと思います。」と話しました。
田名さんの語る言葉に参加した人たちは、真剣な表情で話を聞いていました。