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沖縄戦の遺族や被害を受けた住民らが国に対し、謝罪と損害賠償を求めている裁判の判決が16日午後、那覇地方裁判所で言い渡されます。
原告となっているのは県内外に住む住民79人で「沖縄戦で被害にあったのは国が住民を保護する義務を怠ったから」だとして、国に対して1人あたり1100万円の損害賠償と謝罪を求めています。
これまでの裁判では、原告が法廷に立ち、家族を失った体験や戦場を逃げ惑った記憶が日常の中でよみがえり、今も苦しめられていることなどを語りました。一方で国側は、原告が損害賠償を請求できる権利はすでに消滅しているとして、訴えを退けるよう求めています。
判決は16日午後2時に言い渡されます。