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辺野古を巡る裁判で国との和解が成立したことについて翁長知事は、今後の国との協議でも引き続き普天間基地の辺野古移設断念を求めていく方針を3月8日議会に説明しました。
翁長知事は県議会で「今後政府との間で解決に向けた協議を行うことになりますが、普天間飛行場の固定化は絶対に許されないと考えております」と述べ、今後の国との協議でも辺野古への新基地建設を認めない姿勢を示しました。
一方、自民党の照屋守之議員が、今後再び裁判となり県側が敗訴した場合、基地建設に向け国と協力するのかを質すと、県の町田優知事公室長は、「判決に従うが、辺野古の新基地は造らせないとの姿勢に変わりはない」と答弁しました。
町田知事公室長はこれに関連して、新基地の設計が変更されればその都度、知事が承認しなければ工事はできないとの認識を示し、仮に今後の訴訟で敗訴したとしても、知事権限は行使できるとの考えを示しました。
一方、国から7日に出された是正指示の文書は8日の午後4時半頃に、県に到着しています。8日の午後6時過ぎの県庁で記者の「是正指示届きましたが、今後は国地方係争処理委員会に訴えるのか」との質問に翁長知事は「そうですね。和解案でねやってきいきます」と答えました。
今後、県は1週間以内に審査の申し出を行うことになっています。