※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

沖縄戦のさなか渡嘉敷島で集団自決が発生してから64年目となる28日、島の慰霊碑には多くの人が訪れました。雨が激しく降る悪天候の中渡嘉敷島の集団自決の地の慰霊碑や白玉之塔には多くの人が訪れ、花を手向け手を合わせていました。

沖縄戦当時集団自決が発生し、300人以上が亡くなった渡嘉敷島。生存者の多くがその背景に日本軍の強制があったと証言していますが文科省は2006年度の教科書検定で「日本軍の強制」を示す記述を削除させています。

初めて島を訪れたという教科書執筆者のひとりは「この場所でどんな思いで住民たちが命を奪いあったのか想像すると胸が痛む。正しい歴史を知り、語り継いでいきたい」と話していました。