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年月の経過などで劣化した絵画を修復する技術や保存の取り組みを紹介するイベントが19日、那覇市で開かれました。
これは、絵画の修復技術について知ってもらおうと県立博物館・美術館が主催したもので、美術を専門とする研究者や美術館の職員らが参加しました。
イベントでは、修復に携わった竹ノ下磨須子さんが、昭和中期に活躍した県出身の画家、大城皓也さんの73年前の作品を修復した過程を紹介し、変形した絵画をアイロンを使って修正する方法などを説明しました。
竹ノ下さんは「1点しかない絵を蘇らせるっていう事がやはり(保存修復の)醍醐味でしょうかね。その後、皆様に見て頂けますので」と、保存修復作業の重要性を語りました。
修復された絵画は県立博物館・美術館で3月13日まで開かれているニシムイ展で、展示される予定です。