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生活に欠かせないガソリンの価格は今、原油価格の値下がりでリッター、100円以下という店も珍しくないほど、安値が続いています。ところが、県内では来月以降、値上がりへと向かいそうです。なぜなのでしょうか。
世界的な原油価格の下落でガソリンの価格は今、記録的な安値。しかし県内では、石油製品の6割を供給する南西石油が、3月いっぱいで販売事業を停止することに伴い、2月1週目分からの卸値が上昇に転じます。
QABの取材では、卸値の値上げ幅は1リッターあたり5円50銭〜12円で、ドライバーには大きな痛手となりそうです。
伊禮石油の花城啓次執行役員は「(南西石油から)貯蔵タンクを借りて、その分を私ども代理店に供給してくる流れの部分で、タンクの使用料、プラス、県内に運ぶための輸送費の部分での5円50銭。」と話します。
給油に訪れた人は「(Q.県内では値段が上がっていきそうですが?)あ、そうなんですか、はぁ…。沖縄だと車社会だからね、大変ですよね」と話していました。
2月1日から値上がりが始まりそうで、消費者へのしわ寄せは深刻です。南西石油の事業を引き継ぐ企業が早く決定して、安定した供給体制に戻ることに期待したいです。