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上間記者に聞きます。今日の初公判、少年の様子はどうでしたか。
はい、今回の裁判では、傍聴席から少年姿が解らないように隠されていて表情などは伺い知ることはできませんでした。」
この裁判の争点は何なのですか?
裁判では、強盗殺人という点に双方の意見の食い違いがありました。弁護側は、窃盗をするために家に入ったものの、殺害する意思はなく、女性に見つかった為に刺したと主張しています。
一方で検察側は、包丁を携帯し侵入していることなどから、女性に危害を加えて金品を奪う目的だったと主張しています。
この事件は少年犯罪ですが、公の場での裁判となりました。これまで多くの少年事件を取材し、この裁判も傍聴しているノンフィクションライターの藤井誠二さんに、今回の裁判の意味合いを聞きました。
ノンフィクションライターの藤井誠二さん「(Q少年犯罪が公の裁判で刑罰が決まる意味)155651155719(30秒)犯行の悪質性ですとか、様態を争うような、あるいは殺意を争うようあ裁判になると、少年本人の口から聞く、それはたどたどしいものであっても、上手く言葉に出来ないことであっても、裁判員の方々や、傍聴席が少年の声を直に、生で聴くことに意味があるという風に思っています。」
裁判の今後のスケジュールはどうなっていますか。
はい、あすは被告人質問が行われ、明後日には、被害者の娘さんが意見陳述を行うことになっています。
あすも取材を続けます。上間記者でした