こんにちはスポーツです。今日は成人の日。県内でも、きのう成人式を迎えた選手がいます。パワフルな選手の二十歳の決意です。
おととし、東京の大学からのスカウトを断り、沖縄国際大学に入学した屋良一郎選手。高校時代は、重量挙げの全国高校総体の覇者でもあり、世界選手権にも出場経験のある屋良選手は、オリンピック強化選手として、練習に励んでいます。
彼を指導するのは、沖国大ｳｴｲﾄﾘﾌﾃｨﾝｸﾞ部監督で父親の屋良博之さん。自宅横に作られたトレーニング場は、屋良選手のために父親が作りました。
屋良選手、成人式のこの日も朝から練習に励んでいました。
屋良一郎選手「(成人したこと)実感わかないですね。成人式自体はそんな緊張してないですけどそれよりこれから、成人の一般の部として戦うことに緊張がありますね」
中学2年生から重量挙げを始めた屋良選手は、これまで親子二人三脚で練習に励んできました。
屋良博之さん「よく順調に成長してくれたと喜んでいます。去年よりも力ははるかに付いていますから今年は記録を出す年にしたいと思います。」
スーツに着替える決意を新たに迎える成人式。20年間育ててくれた両親に感謝の思いが溢れます。
屋良一郎選手「（Qお父さんにはどんな思いですか今日成人式迎えて）そうですねありがたいの一言です、父にも母にもしっかりここまで育ててもらって。特に父にはｳｴｲﾄはじめてからずっとお世話になってきてこれからは少しづつでも恩返し出来たらいいなと思います。」
屋良博之さん「逆上がりもできなくて腕立ても一回もできなかった体力のない少年が高校の時は怪物と言われる位にになりましたからﾋﾞｯｸﾘしています。これから東京オリンピック目指しながら後輩の育成にも良い手本になるようにこれから成長してもらいたいと思います。」
成人式入るシーンから豊見城市の成人式。久しぶりの友人との再会に笑顔もこぼれます。成人を迎えたことし、大きな目標に向かって歩み続けます。