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いじめをなくすためにどれだけの効果があげられるのか注目です。16日、県がいじめ防止対策設置条例を受け、1回目の審議会を開きました。
この審議会は2011年、滋賀県大津市でおきた中学生のいじめによる自殺で、学校側や自治体の隠ぺいなどが社会問題になったことを受けて全国に設置が求められているものです。
県では2015年7月に条例化し審議会を設置しました。16日は県内のいじめの現状について報告がありましたが、委員からはいじめの件数が重要ではなく、学校側が積極的にいじめを認知し解決することのほうが重要だとの意見がありました。
ただ、この審議会は県立の高等学校と特別支援学校のみの対応に絞られていて、最もいじめ認知件数の多い中学校への対応をどうするのか、今後、検討していきたいとしています。