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15-11-27-06

名護市辺野古の新基地建設をめぐり、政府が辺野古区などに対し、直接補助金を交付する制度を創設しました。中谷防衛大臣は26日、予定地周辺の辺野古、久志、豊原の3つの区に対し、直接補助金を交付する制度を創設したと発表しました。

今年度は1区あたり1300万円を交付し、財源には、基地周辺対策費を充てると説明しています。新基地建設に反対する名護市の頭越しに交付する異例の措置に稲嶺市長は不快感をあらわにしています。

稲嶺市長は「当該自治体を頭越しに直接やるというのは、地方自治をないがしろにする以外、なんでもないと思う。補助金には、移設への受け入れを推進させる狙いもあると見られますが、辺野古など3区は、補助金を受け取るのかどうかまだ対応を決めてはいません。