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大矢記者は「見つかった転車台の大きさは、直径およそ8メートル。身長160センチの私と比べると、こ〜んなにも大きいんです!」と話します。
およそ100年前に造られた鉄道の駅の跡は想像以上に巨大なものでした。
那覇市の泉崎バスターミナルの跡地から、こちら、軽便鉄道、那覇駅の跡と思われるものが見つかりマスコミに公開されました。現場は、モノレール旭橋駅前。
公開されたのは、およそ100年前に造られ、沖縄戦で破壊された軽便鉄道那覇駅で実際に使われていたレンガ造りの転車台です。当時の写真にも、特徴的な円形がはっきりと写されています。
那覇市文化財課内間靖主幹は「転車台といいますのは、要するに列車、電車、これを回転させる台でターンテーブルという風にも言っていますが、その遺構だと考えています。当時の鉄道の様子、交通史について、非常に興味深いものではないかなと思います」と説明していました。
当時、転車台には車輪が設置されていて、駅の係員らが自力で押して、車両を回転させていたそうです。那覇市は、今後、文化庁に報告し、遺跡として保存するかどうか検討するということです。