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2015年8月、大宜味村で車にひかれて死んだアオウミガメの卵から、人工ふ化した子ガメが、14日夜、地域の人が見守る中、放流されました。
14日夜、大宜味村で行われた放流には、地域の人々およそ50人が集まりました。今回放流されたのは、2015年8月に事故死したアオウミガメの体内から取りだされた卵から、ふ化に成功したうちの10匹で、沖縄美ら島財団によりますと、事故死したウミガメの卵からの人工ふ化は、世界的にも例がないということです。
沖縄美ら島財団河津勲係長は「本来であれば、自然で生まれて海行くはずだった子どもたちなんで、そういうことにならないように努力していくべきだと」と話しています。
そして、午後8時過ぎ、地元の人たちが見守る中、子ガメたちは、元気よく海へと旅立って行きました。