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5日から始まったマイナンバー制度。すでに県外では、マイナンバー制度を悪用した詐欺の被害も報告されています。県内でも9月、マイナンバー制度を口実にした詐欺と思われる電話が確認されています。その手口とは。
9月30日、本当北部に住む70代の女性の電話に役所の職員を名乗る男から「医療保険の払い戻しがあります」とATMへ行くよう指示する電話が…。
県内で相次いでいる還付金詐欺と思われた電話。しかし、少し様子が違っていたのです。電話越しの男は、ナレ「マイナンバー制度が始まると還付金を受け取れなくなる」と、ATMへ急ぐよう指示してきたということです。
女性の行動を不審に思った知人の女性が、電話を代わり確認したところ、電話が切れ、被害を未然に防ぐ事が出来ました。
早くも関東では、マイナンバー制度を悪用し、70代の女性が現金をだまし取られるという被害が発生しています。県警では、電話でマイナンバーを確認したり個人情報を確認することはなく、手続きで料金が発生することはない。と注意を呼び掛けています。
県警察本部・生活安全部生活安全企画課安全なまちづくり推進室長は「電話でマイナンバーを聞いたり、マイナンバー制度の導入に伴って家族構成を聞くとか、口座番号を聞くとか、個人情報を聞くことは一切ないということなので、そういった電話があれば、悪用した詐欺の手口だなという風に考えて結構ですし、マイナンバーを語る不審な電話が来た場合は、市役所とか、警察とかに直接確認して頂いて、対応して頂きたいと考えています」と話していました。