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アメリカ軍基地からの補助金を財源とする金武町屋嘉区で元会計職員だった女性が区の積立金およそ8000万円を横領していた事実が明らかになり、区は今週中にも女性を告訴することにしています。
横領の疑いがもたれているのは同じ屋嘉区に住む40代の女性で、区の会計職員だった1992年から今年3月までの間に区の積立金や退職金の積立金など合わせておよそ8000万円を不正に流用していたもので、今年4月、区長が通帳を調べたところ、残高が不足していたことがわかり、横領の事実が発覚しました。区の調べに対し、元職員の女性は横領を認めていますが、金の使いみちについては黙秘しています。
キャンプハンセンを抱える金武町の各区には多額の補償金が支払われ、屋嘉区には毎年およそ6000万円の収入があり、区の財源として使われています。事態を受け、区では対応を協議、元職員の女性が返済できないことから、近く刑事告訴をする方針です。