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覚せい剤や麻薬など薬物の怖さを伝えるため、県内の中学校をまわる薬物乱用防止キャラバンがきょうから始まりました。
キャラバンはシンナーや麻薬などの薬物乱用の低年齢化を受けて、早い段階で薬物が体に及ぼす影響や怖さなど正しい知識を身につけてほしいと実施されます。
キャラバン初日のきょうは那覇市の首里中学で薬物乱用防止教室が開かれ、県の麻薬取締員が覚せい剤や麻薬などは預かっただけで犯罪になることや脳など体の機能を蝕むこと、そして一度破壊された脳は決して元に戻らないと薬物乱用の怖さを説明しました。
県内では去年、薬物で112人が検挙され、このうち未成年者は17人でした。2月には高校生が大麻所持で逮捕されています。生徒のひとりは「テレビや新聞で薬物が取り上げられるがあまり深く知らなかった。これを機に薬物の誘いに軽はずみに巻き込まれないようにしたい」と話していました。