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今月は消費者月間です。これにちなんで消費者問題に関する講演会があり、弁護士が多重債務の問題と解決法について講演しました。講演会では、「解決できない多重債務問題はない」をテーマに松山清一郎弁護士が講演。複数のクレジットやサラ金業者から金を借り返済できない多重債務の問題が、沖縄では依然多い現状を挙げ、専門家による解決方法を具体的に紹介しました。
このあと、ＮＰＯ法人消費者センター沖縄のメンバーが、サービスとして品物を無料であげたあと、高価な商品を売りつけるいわゆる「ハイハイ学校」の様子を寸劇で紹介。時折、笑いを交えながら悪質な手口をわかりやすく紹介しました。
去年、県民生活センターに寄せられた相談件数はおよそ1万1000件です。現在も架空請求などの他、違法な取引や契約などのトラブルに巻き込まれたという相談が多いということで、注意を呼びかけています。