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在日アメリカ軍再編を実施するための閣議決定に対し県は、政府との隔たりがいまだ大きいとして受け入れられない方針を確認しました。

県はきのう夕方、稲嶺知事をはじめ牧野、嘉数、両副知事や関係幹部全員が出席し、防衛庁から示された政府の閣議決定案について対応を協議しました。そして、あさってにも予定される閣議決定案は暫定へリポートを求めている県の立場が示されず、日米で合意した辺野古への2本の滑走路建設で進める形になっているとして、受け入れられない事を確認しました。

花城順孝知事公室長「暫定的なヘリポートを求めていくということも、これから県としてそういう立場を主張していくことに変わりはありませんから」「政府案でフィックスしてやっていくということではダメです」

稲嶺知事は、全国知事会に出席するためあす上京しますが、額賀防衛庁長官や小泉総理との会談も予想され、政府の対応が注目されます。