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1日に100デシベル以上の爆音が36回。線路脇での電車の通過時に相当する騒音ですが、嘉手納基地では戦闘機がいつも以上に離着陸を繰り返し、100デシベル以上の騒音回数が過去最悪を記録しました。

嘉手納基地ではきょう早朝からF15戦闘機などが訓練を開始し、周辺が騒音に包まれました。このため屋良地区では午前6時15分に103.4デシベルを記録したのをはじめ、午後3時30分までに100デシベル以上の騒音を36回も記録。町役場には町民からの苦情が相次ぎました。

嘉手納町の記録によりますと、これまで1日の100デシベル以上を記録した数として最も多かったのは15回ですが、きょうは36回と2倍以上で、過去最悪ということです。

QABの取材に対し嘉手納基地報道部は、「きのうから実施している即応訓練に伴って航空機の離着陸もわずかに増えている」と答えています。嘉手納基地ではきのう未明にも、大音響を伴った即応訓練を地元に通告も無く実施しており、嘉手納町では町民の生活を軽視しているとして基地に対し抗議しています。