※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
高齢者を狙った悪質な還付金詐欺が多発していて沖縄でも被害が相次いでいます。被害をなんとか食い止めようと警察官が劇を通して注意を呼びかけました。
警察官扮する詐欺師は「もしもし私、名護市役所の詐欺田と申します。保険保険料の払い過ぎがあった方に還付手続きをしておりまして」と電話をかけます。
迫真の演技を披露するのは「ちゅらさん劇団名護ポリス」。全員が名護警察署の警察官です。劇団を創設したのは監督も務める名護警察署の國吉盛純署長。
「防犯の話をしても(よく)わからないという事が耳に入ってきたので、それで絶対に(詐欺被害に)かからないというイメージを持ってもらおうという事で我々は劇で訴えようという事でやってます」と話します。
名護ポリスは、管内の市町村を回っていて4日は国頭村で老人クラブの高齢者およそ400人に注意を呼びかけました。お年寄りたちは不審な電話などは回りの人に相談したいと話していました。
劇を見た高齢の男性は「一番、向こうの言葉がだまし易いように表現されてた。それ(誘い言葉)にのらないようにしたい」と言います。
県内の還付詐欺は7月からわかっているだけでも10件1020万円の被害が出ていて名護ポリスは今後も、各地で詐欺防止を呼びかけたいということです。