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翁長知事が1日石垣島を訪れ、先週、沖縄に接近した台風15号の被害状況を視察しました。
翁長知事は、1日午後石垣島に入り、浮桟橋が損壊した石垣漁港や、養殖魚が被害を受けた登野城漁港などを回り、台風の爪痕を確認しました。県のまとめでは、水産業の被害はこれまでに分かっているだけで6億3400万円余りに上っています。
視察をした翁長知事は「最大瞬間風速が71メートルということで、直後の被害もさることながら、1日1日いろいろ検証してみますと、全体的に大変な被害があらわれていると」と話していました。
知事に被害状況を説明した石垣市の中山市長は、電線の地中化や港への防風柵設置を早めに進めてほしいと要望しました。今回の台風では、サトウキビや花卉などにも5億円以上の被害が出ていて、農林水産業全体の被害額はおよそ13億円に上っています。