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あさっては慰霊の日。戦争と平和について考える高校生の平和集会が開かれました。
毎年6月、南風原高校が授業の一環として開く平和集会は、沖縄戦の記憶を風化させることなく、生命の大切さや人権尊重の精神を身につけようと開かれています。
ことしは講師として牧師の平良夏芽さんが招かれ、空爆の前後に訪れたイラクでの戦地経験や名護市辺野古での基地建設を阻止する住民運動の様子を紹介しました。そして「沖縄に住む私たちは『慰霊の日』を平和を実現するために何が出来るかを考える日にしてほしい」とメッセージを送りました。
高校生「今までテレビで基地に抗議する人のことをただ見てるだけだったけど、これからは自分なりに参加していきたいと思っています」
平良さん「平和というものは関係概念。地球の反対側の人、隣にいる人たちと自分がどういう関係にあるかと具体的に想像しながら作り出すのが平和で、それを自分たちは作り出していけるということを伝えていきたい」
南風原高校では毎年集会のほかにも各学級ごとに戦争と平和をテーマにした新聞を発行するなど、6月を平和について考える月間としています。