※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

大雨で倒壊の恐れも出た那覇市首里のマンション付近で発見された不発弾がきょう陸上自衛隊によって回収されました。

岸本記者「マンションの入り口付近で発見された不発弾が自衛隊員によって回収されていきます。長さは30センチほどありますでしょうか」

この不発弾は今月はじめに降り続いた長雨で地滑りが発生し、建物全体が傾いたマンションの敷地で発見されたものです。

不発弾は、沖縄戦当時旧陸軍が使用していた75ミリ野砲弾です。かなり錆びていて爆発の危険性もほとんどないため、陸上自衛隊不発弾処理隊の隊員が手で不発弾を運び出しました。

一方、倒壊の恐れのあるマンションは梅雨も明け、晴れの日が続いて地盤も乾き、建物は安定していますが、依然としてマンションに住む12世帯31人は避難生活を余儀なくされています。