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文学の関係者の受賞は始めてです。

沖縄の芸能や文化に功績のあった個人や団体に贈られる「島袋光裕芸術文化賞」に作家の大城立裕さんら2人が選ばれました。

この賞は組踊や琉球舞踊など沖縄の伝統芸能の発展に貢献し、書家としても活躍した故・島袋光裕さんの功績を讃え、芸能と文化の分野で業績を残した個人や団体に贈られます。

13回目となる今年は文芸活動の傍ら、ウチナー芝居や創作組踊の脚本を手がけた作家の大城立裕さんと、国指定無形文化財組踊の技能保持者で、古典音楽野村流の普及発展に務めた玉城政文さんの2人が選ばれました。

会見で大城さんは「小説と創作組踊の両方が評価されありがたいことです」と述べ、玉城さんは「賞に恥じないよう今後も芸の道に精進していきたい」とそれぞれ受賞の喜びを語りました。授賞式は来月5日です。